2000-08-01 ArtNo.23284
◆基幹産業/消費財部門、第1四半期に不振な成長記録:CII
【ニューデリー】インドの基幹産業や一部の消費財部門は、今年第1四半期(4-6月)に一桁成長かマイナス成長を記録、2000-2001年度の業況見通しは厳しいものになっている。
インド産業連盟(CII)合同委員会(ASCON)の最近の業況調査レポートは、これらの部門が向こう6ヶ月間も一桁成長にとどまるものと予想している。
インディアン・エクスプレス、エコノミック・タイムズ、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥーが先週土曜(7/29)報じたところによれば、第1四半期にはカラーTV-30%、大型・中型商用車-18%、スクーター-17%、原油-5%、銑鉄-2.2%と少なからぬ部門がマイナス成長に陥り、石油精製7.6%、鉄鋼9.3%、セメント4.1%、肥料1.8%等も一桁成長にとどまった。
消費財部門の大部分と中間財部門19業種中13業種がマイナス成長か一桁成長にとどまり、建設、火力・水力発電を含むサービス部門も10%未満の成長を記録した。
とは言え、セル式電話サービス84%、繊維機械53%、ソフトウェア50%、パーソナル・コンピューター(PC)50%、エアコン35%、モーターサイクル31%、オーディオ製品28%、住宅金融25%、砂糖25%、vanaspati20%、製薬16%、ヘルスケア15%等は、好調な成長を記録した。
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