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2000-07-31 ArtNo.23279
◆ビルラ/ブルー・サークルのセメント取引に赤信号?
【カルカッタ】英国拠点Blue Circle IndustriesのBirlaグループ・セメント事業買収交渉が、破談に終わりそうな雲行きだ。
エコノミック・タイムズが27日報じたところによれば、如何なる方面も公式に確認していないが、ビルラ本社ビル内やマーケットで耳にされる囁きは、取引が危険に晒されていることを物語っている。
ビルラ・グループのBK Birla、GP-Chandrakant Birla、Sudarshan Birlaファクションが当初それぞれのセメント事業をまとめて売りに出し、ブルー・サークルがその主要なバイヤーとして浮上した。500万トンとも600万トンとも言われる膨大なキャパシティーは、BK Birla所有のManikgarhユニット、CK Birlaに支配されるOrient Cement、S K Birlaが経営するMysore CementのDamoh及びJhansiユニット。しかし現在明かなことは海外の関心が退潮しつつあること。バイヤーは取引に対する詳細調査を既に完了しているが、ポジティブにしろ、ネガティブにしろ、何ら意思表示を行っていない。ビルラ・サイドは取引の破談を認める代わりに、取引は棚上げ状態にあるとコメントしている。
取引が危殆に瀕している原因は伝えられていないが、あるいは価格が影響している可能性がある。売り手と買い手のオファー価格には30~40%の差が有る上、インド証券市場の株価は下降線を辿っている。Orient Paperの株価はピーク時に比べ25%、Manikgarhユニットを所有するCentury Textilesのそれは25.5%、Mysore Cementは26.3%、それぞれ下降していると言う。
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