2000-07-31 ArtNo.23276
◆製造/サービス32業種の昨年度業績改善:工業開発銀行
【ムンバイ】インド工業開発銀行(IDBI:Industrial Development Bank of India)が支援を提供する製造/サービス32部門449社の1999-2000年度の業績を調査したところ、純益は平均28%、売上も同12%の成長を見ており、国内産業の景気が回復基調にあることが裏付けられた。
エコノミック・タイムズが28日報じたところによれば、同期間の工業生産指数も産業全般の、取り分け製造部門の復調を示している。
これら企業の総売上は前年の15万8853クローから17万7975クローに12%、純売上は15万4456クローから17万3573クローに12.4%、減価償却費を含む生産コストは14万2097クローから15万8421クローに11.5%、それぞれアップした。
粗利益(減価償却費を除くが金利コストは未控除)は16.7%アップしたが、金利コストも9%の増加を見た。生産コストに占める金利コストは前年の6.7%から6.5%に僅かに下降した。この結果、純益は前年の5461クローから6865クローに28.1%の成長を見た。
セールスのグロス・マージンは10.8%から11.3%に、ネット・マージンは3.5%から4%に、それぞれ改善した。
32業種中27業種の売上が拡大、取り分け石油製品、自動車、電子製品、自動車補助工業、肥料、モーターサイクル&スクーター、ケーブル、レストラン&ホテルの純売上が顕著な伸びを見た。
17業種の純益がプラス成長を記録。これらにはいわゆるその他の化学品、機械、電子、自動車補助工業、鉄鋼、製薬、発電&送配電、その他の繊維が含まれる。16業種のグロス・マージンも前年に比べ改善した。
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