【バンガロール】Yokogawa Blue Star Ltd(YBSL)の親会社横河電機はビジネスの成長加速を目指すビジョン21&アクション21戦略にインドを含め、同市場に期待している。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが27日報じたところによれば、横河電機の内田勲社長は26日のYBSL年次総会の席上以上の消息を語った。それによると、横河グループは世界経済や世界市場をリードするような成長の潜在性を備え、将来の繁栄が約束された産業に積極的に参画して行く。世界の大部分の工業自動化市場は横這いか、下降線を辿っているが、インド市場では二桁成長が続いており、インドは世界で最も将来性のある市場の1つに数えられる。
横河グループは2005年までにその年商を現在の32億米ドルから50億米ドルに引き上げる方針で、また1)計測器、2)工業自動化&制御、3)情報サービスの3分野に均等なプレゼンスを築くことを目指している。
YBSLのJ. B. Singh重役によると、今年第1四半期の売上は30%の成長を見、利益見通しも明るい。最近市場開拓の照準を中東と米国にシフトした同社は、インド国内市場でもKochi RefineriesやIndian Oil Corporationから契約を獲得、これらの契約額は45クロー(US$1006万)にのぼると言う。