2000-07-31 ArtNo.23268
◆ヒーロー、情報技術子会社設けCRMソルーション提供
【ニューデリー】Hero Groupは新設子会社Hero Corporate Services Ltd (HCSL)を通じて情報技術(IT)ビジネスに進出、顧客関係管理(CRM:customer relationship management)サービスやソフトウェア・サービスを提供する方針だ。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、デカン・ヘラルド、エコノミック・タイムズが28日伝えたところによれば、ヒーロー・グループはまた12.50クロー(US$279万)を投じて米国拠点のFirstRing Incの30%権益を買収した。後者はコール・センターを含むカスタマー・リスポンス・センターを経営している。ヒーロー・グループはさらに150クロー(US$3353万)を投じてカスタマー・リスポンス・センター及びソフトウェア・デベロプメント・センターを設ける計画だ。
HCSLの傘下にはEnterprise Plus Solutions (EPS)とCustomer Plus Solutions (CPS)の2部門が設けられ、EPSはXMLやJava技術を応用し、米国/欧州/オーストラリア/日本等の顧客にEビジネスやウェブ対応ソフトウェア開発等のサービスを提供する。また国内や海外の顧客を対象にERPサービスも提供する。
CPSは国内の異なる地域に設けたCRMセンターを通じて様々なCRMサービスを提供する。今年末までにはバンガロールとデリー近郊Gurgaonにそれぞれカスタマー・リスポンス・センターが開設される。
また今年10月までにグルガオンにソフトウェア・サービス・センターが設けられ、また9つのウェブサイトを通じたオンライン・サービスも強化される。
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