2000-07-28 ArtNo.23254
◆環境省、鉱業会社KIOCLの暫定操業許可を1年延長
【バンガロール】Kudremukh Iron Ore Co Ltd (KIOCL)は24日環境森林省からワーク・パミットの1年延長を認められた。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが26日報じたところによれば、KIOCLの30年間の鉱業リース権は1998年に期限が切れ、その後カルナタカ州政府が発行した1年間の暫定ワーク・パミットは今週月曜に期限が切れた。環境森林省はカルナタカ州の推薦状に基づき、約1400haの地区における1年間の鉱業活動を許可した。
KIOCLのK.V. Thyagarajan重役(MD)によるとパーミットの条件は昨年と同じ内容になっている。KIOCLの工場は先週4000トンのスラリ(汚泥)が流出する事故を起こし、目下操業を停止しているが、森林局から土木機器の持ち込み許可が下りるのを待って修復作業を開始する。
一方、カルナタカ州政府は今年10月30日までにKIOCL鉱山周辺を国立公園に指定する最終届けを出す予定で、環境調査センター(CES:Centre for Environmental Studies)が向こう6ヶ月間に鉱業活動の周辺動植物群への影響に関する報告書を完成させることになっている。
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