【プーナ】地場二輪車大手のBajaj Auto Ltd(BAL)はRahul Bajaj会長兼MDを先頭に、非生命保険ビジネスへの進出を準備しているようだ。
インディアン・エクスプレスが25日伝えたところによれば、BAL幹部は目下外遊中のためこの点に関するコメントを得られないが、専門家はBALが自動車保険や健康保険ビジネスに進出するのは論理的帰結と評している。仮に事実とすれば、Eコマースに続くBALにとって第2の主要な事業多角化戦略と言える。3年以上前にBALは乗用車市場への進出を目指し、当時のクライスラーや、フォード、三菱等に接触した経緯が有る。
BALは既に保険業界の世界プレーヤーと交渉を進めているようだが、保険業の外資上限が26%であることからBALは新保険合弁会社の74%のシェアを握るものと見られる。
BALは既にBajaj Auto Finance Limitedを通じて金融商品の利用やマーケッティング面の経験を培っており、資金の調達や管理はさしたる問題ではない。また長期にわたった国内スクーター市場における独占的地位が幸いし、豊富な資金力も備えていると言う。