2000-07-27 ArtNo.23245
◆トヨタ、来年初にインド市場にセカンド・モデル投入
【バンガロール】Toyota Kirloskar Motors (TKM)は、インド自動車産業がスランプに陥っている最中にも関わらず、インド市場にセカンド・モデルを投入する計画を実行、来年初にも新モデルがお目見えする見通しだ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが25日報じたところによれば、TKMのK.K. Swamy重役(副MD)は、「Qualiを発売した際も多目的車市場は低迷していたが、結局目標期日を早めて1万台を販売、今年5月の販売台数は1500台、6月は2077台が記録された」と述べ、セカンド・モデルについても当初の計画通り実行する方針を確認した。
それによると、セカンド・モデルの市場投入に際しては、新たな許可申請を行う必要はなく、4030エーカーの敷地の18%を使用しているに過ぎないため、新たな工場用地を物色する必要もない。目下同社はインド市場に最適な乗用車モデルに関するデータを収集しており、検討作業は2001年1月までに完了する。
TKMはセカンド・モデルに関して具体的コメントを控えているが、1500CCクラスの乗用車になるものと見られる。
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