2000-07-26 ArtNo.23230
◆政府、米製薬会社Pfizerの輸出向け薬剤の調達を許可
【ニューデリー】米国の製薬会社Pfizer Corporationはグループ関連会社に供給するためsulbactum、ampicillin、tinidazole等の薬品をインド国内で調達することを認められた。
エコノミック・タイムズが24日報じたところによれば、多国籍企業が量産薬や薬品原料を国内調達し、輸出するのを認められたのは恐らく今回初めてのこと。しかし外国投資促進局(FIPB)は化学・石油化学局(DCP)の勧告に基づき、Pfizerが地元業界と製造委託契約を結んだり、トーリング方式で原末(bulk drug)を調達することは認めなかった。
Pfizerはsulbactum pivoxil、sulperazone、droloxifene等の原末の製造をトーリング・プロダクション方式を通じて既存のインド子会社に発注するか、サード・パーティーの施設をリースすることにより、インドで製造することを希望、またサード・パーティーを通じたライセンス生産も申請したが、既存の法規の範囲では許可できないとして、いずれも棄却された。
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