2000-07-26 ArtNo.23224
◆第1四半期のスクーター販売下降、バイク・メーカー好調
【ニューデリー】今年第1四半期(4-6月)の二輪車販売は昨年同期比12%増の93万6000台をマークしたが、スクーター販売は12.4%減の25万9000台にとどまり、指導的スクーター・メーカーのBajaj Auto Ltd(BAL)やLML Ltd、Maharashtra Scooters Ltd等が打撃を受けた反面、バイク・メーカーは好調な売上を記録した。
デカン・ヘラルドが24日報じたところによれば、最も深刻な打撃を受けたLMLの第1四半期のスクーター販売台数は、昨年同期の7万4124台から5万1280台に30.8%の落ち込みを見た。インド自動車製造業者協会(SIAM)が発表したデータによれば、マーケット・リーダーBALのスクーター販売も16%減の10万9000台にとどまり、僅かにKinetic MotorとTVS Suzukiだけが、スクーター市況低迷の影響を免れた。プーナ拠点のキネティック・モーターのスクーター販売は29.6%増の3万1016台、TVSスズキは14.2%増の3万4191台を記録した。
しかし第1四半期のモーターサイクル販売は昨年同期の38万台から約50万台に31.2%の拡大を見た。Hero Honda Motors Ltdの同期の販売台数は48.2%増の24万台でトップの座を維持、BALも54%増の12万3000台を販売した。しかしEscorts Yamahaは27.8%減の4万1563台にとどまり、モーターサイクル部門で唯一のマイナス成長をマークした。
モーペッド販売は昨年同期の15万8000台から17万7000台に11.7%アップ、BALが昨年同期の1万1013台から1万9564台に77.64%の最高の伸びを記録した。
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