2000-07-26 ArtNo.23222
◆欧州連合、インド産鉄鋼製品に対する反ダンピング制裁に見直し
【ニューデリー】欧州委員会(EC)はインドから輸入される圧延鋼板もしくは非合金鋼に課した確定相殺関税に見直しを加える方針を決めた。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが24日報じたところによれば、インド鉄鋼省幹部はこのほど同紙に以上の消息を語った。それによるとこれはIspat Industries Ltd及びJindal Vijaynagar Steel Ltdの訴えに基づくもの。両社がEU向けに輸出する鉄鋼製品には13.1%の相殺関税が課されているが、いずれの企業も当初の反ダンピング調査の際、個別調査を受けていない。
最近のインド/EU会議後に実現した今回の見直しの対象は僅か2社のみだが、関係企業の訴えが正式に取り上げられた意味は大きいと言う。
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