2000-07-26 ArtNo.23221
◆地場重電機会社BHEL、420MW発電事業を独力で実行
【ニューデリー】優先事業の指定を受けたメガ発電プロジェクトのほとんどが離陸に失敗する中で、国営Bharat Heavy Electricals Limited(BHEL)は、カルナタカ州Raichurにおける420MW(メガワット)、見積もりコスト1545クロー(US$3.45億)の発電プロジェクトを外国の支援を一切受けずに着手、目標を繰り上げて試運転にこぎつけた。
インディアン・エクスプレスが24日伝えたところによれば、Karnataka Power Corporation Ltd(KPCL)がプロモーターを務めるRaichur発電プロジェクトの第5、第6ユニットの建設資金は、BHEL、KPCL、政府系銀行、金融機関、Power Finance Corporationから成る地元コンソーシアムが拠出、外国の援助は全く受けていない。
BHELのAN Jagadeeswaran重役(ED)によれば、資金、技術、設備、何れの面でも地元が自力で進める最初の独立電力供給業者(IPP)プロジェクトで、210MWの発電機2基からなる施設が予定を繰り上げて試運転にこぎつけたことから、KPCLは金利コストを大幅に節約できたと言う。
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