【カルカッタ】公共部門の管理下にあるインド石炭産業の成長は停頓しており、民間部門が生産の拡大や営業コスト削減の面で主要な役割を担うべき時機を迎えている。このため政府は法律を修正し、石炭産業への民間投資を促進する計画だ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが22日報じたところによれば、石炭産業省のV. N. Kaul次官は、インド鉱業・地質学・冶金学研究所(MGMI:Mining, Geological and Metallurgical Institute of India)が21日から3日間の日程で主催した「鉱業と鉱物資源のマーケッティングに関する国際会議」の開幕式の席上、以上の消息を語った。
それによると、国内鉱山業は競争環境の中で急増する需要に応じ、潜在資源を動員する使命を負うており、生産の拡大と経営の効率化を図る必要に迫られている。採掘可能な鉱物資源は決して多くなく、適切な採鉱技術と採鉱設備を導入するとともに、長期的に実行可能なマーケッティング戦略を立てる必要が有ると言う。