1995-07-11 ArtNo.2321
◆<星>フェアプライス、競争過熱の中で1.3%増益達成
【シンガポール】国内最大のチェーン網を誇るNTUCフェアプライス・コーポレーティブLtdは市況が低迷し、競争が過熱しているにも関わらず今年3月末締め年度に前年比12.3%増、6億100万Sドルの売上と同1.3%増、4050万Sドルの営業利益を計上した。
チャンドラ・ダス会長が同社の年次晩餐会の席上明らかにしたところによると、同社は消費税860万Sドルを負担しており、こうした点も配慮すれば、以上の業績は極めて良好なものと言える。目下国内に47店舗を有する同社は近くスーメイ、パシル・リス、パヤ・ルバルに新店舗をオープンするが、これらはいずれも地下鉄駅に隣接している。また今年は職場外における店員1人当たりの訓練時間を昨年度の14.7時間から24.3時間に30%アップする計画だ。同社子会社のフェアプライス・インターナショナルは目下マレーシアにスーパー・マーケット4店、上海、ヤンゴンに貿易事務所を有するが、近くヤンゴンにスーパーをオープンする予定で、また四川省の成都でもスーパー経営に関する交渉を進めていると言う。(BT,LZ:7/10)
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