2000-07-24 ArtNo.23202
◆仏家電会社Moulinex、地元Gravsと出資率問題を再協議
【ニューデリー】フランスの家電メーカーMoulinexは、近くデリー拠点のGravs Appliancesと、設立が予定されている合弁会社Moulinex Home Appliances India Limited (MHAL)の出資率問題を再協議する。
デカン・ヘラルド、エコノミック・タイムズが21日伝えたところによれば、Moulinexは払込資本10クロー(US$224万)のMHALの支配権益を握る。消息筋によると、資本支出、取り分け製品ラインにとって等閑にできない広告費を巡り、両社の意見に不一致が生じ、Gravsは可能な限り少額出資にとどめることを希望したとされる。
しかし、先月外国投資促進局(FIPB)に当該子会社の設立認可を申請したGroupe MoulinexのDavid Cohen-Skalli重役(輸出担当MD)は、「当初は完全出資子会社を設ける計画だったが、Gravsが一部出資することになった」とだけ語り、詳細は明らかにしなかった。Gravs AppliancesのG M Gupta会長も同問題に関するPTIの質問にコメントを控えた。
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