SEAnews 2000-07-21 ArtNo.23185

【ニューデリー】インドの欧州連合(EU)向け情報技術(IT)(電子製品/ｺﾝﾋﾟｭｰﾀｰ/ｿﾌﾄｳｪｱ/ｻｰﾋﾞｽ)輸出は過去5年間年率約23％の成長を見、1999－2000年度には8億4200万米ドルをマークした。
エコノミック・タイムズ、デカン・ヘラルドが20日、電子製品／コンピューター／ソフトウェア輸出振興委員会(ECSEPC:Electronics and Computer Software Export Promotion Council)のD K Sareen常務理事(ED)の談話を引用し、報じたところによれば、ＥＵは米国に次ぐ市場として急速に台頭している。ＥＣ向けＩＴ輸出の60％以上は対英輸出で占められている。1999－2000年度の英国向けＩＴ輸出は5億3125万米ドルをマークした。
英国に次ぐ主要な輸出先は、ドイツで、僅か0.24％の伸びにとどまったドイツ向け総輸出とは対照的に、ＩＴ輸出は1998－99年の1億2800万米ドルから1億7200万米ドルに40％アップした。この結果ドイツ向け輸出全体に占めるＩＴの比率は、一昨年の7.97％から昨年の10.58％に拡大した。
この他オランダ、ベルギー、スペイン、フィンランド、デンマーク、ギリシャがインド製ＩＴ製品／サービスの主要な輸入国になっている。