SEAnews 2000-07-21 ArtNo.23183

【バンガロール】ＨＣＬグループ傘下のネットワーク統合会社HCL Comnetは、新会社Comnet Directを設立、マネージメント・サービス・プロバイダー(MSP)市場を開拓する。
デカン・ヘラルドが20日報じたところによれば、ＨＣＬコムネットのVineet Nayar社長は19日記者会意見し、以上の消息を語った。それによると新会社はそのウェブサイト“routermanage.com”を通じて法人、インターネット・サービス・プロバイダー(ISP)、ドットコム企業に奉仕、これらの企業のサーバー、ネットワーク、アプリケーション、サービスの最適化を支援する。新サービスの価格は1ポート当たり1ヶ月25米ドル。市場調査会社Gartner Groupにより創始されたＭＳＰは、マネージメント・システムの保守やアップグレードに関する企業の悩みを解消する。
ＨＣＬダイレクトの顧客名簿には既に約56社が名を連ねており、そのサービスはインド、米国、英国をカバーすることになる。ＭＳＰの世界市場は2003年までに20億米ドルに成長、インドだけで500クロー(US$1.1177億)に達する見通しだ。コムネット・ダイレクトの顧客の75％は地元顧客になるものと見られる。コムネット・ダイレクトはroutermanage.comを通じて、別に3種類のサービスも手掛ける計画だが、Nayar氏は詳細を明かにしなかった。ちなみにＨＣＬコムネットはHCL Technologiesの100％子会社。