2000-07-21 ArtNo.23179
◆ケララ・ミネラルズ・アンド・メタルズ、再入札募集
【THIRUVANANTHAPURAM】野心的な事業拡張計画に取り組むKerala Minerals and Metals Ltd. (KMML)は、選鉱設備及び二酸化チタン顔料製造設備の拡張、酸素製造施設及び包装作業施設の増設に関わるEPC(engineering, procurement and construction)請負契約の入札を再度準備している。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが20日伝えたところによれば、KMMLはこれ以前に国際入札を募集し、47社から入札申請を受けたものの、資格審査による篩い落としの基準を設けていなかったことから、入札をやり直す方針を決めた。消息筋によるとKMMLは目下資格条件を設定しており、再入札を募集するに先だって同条件を公開するため、既に入札書類を提出したものは、同条件を見て再度入札するかどうか方針を決めることができる。
拡張プロジェクトのコストは762クロー(US$1.7億)で、内訳は選鉱施設300クロー(US$6706万)、二酸化チタン顔料製造能力の拡張(2倍/6万トン)コスト400クロー(US$8942万)、酸素製造施設50クロー、包装施設12クローと見積もられる。
拡張コストの50%は内部資金で、残りは借入で賄われる。105クロー(US$2347万)以上の準備金/剰余金を有するKMMLは、最も好収益をあげる州政府系企業の1社に数えられ、1999-2000年度の粗利益は前年の84.36クローから108.78クローに、純益は53.95クローから66.5クローに、それぞれアップした。
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