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2000-07-21 ArtNo.23177
◆中華発電公司、米国GEにマンガロール発電事業への参加要請
【ニューデリー】香港拠点の中華発電公司(China Light and Power Company)は、カルナタカ州における1000MW(メガワット)のMangalore発電プロジェクトを軌道に乗せるため、米国の設備会社GEや他の外国企業にも参加を求める方針だ。
エコノミック・タイムズが20日消息筋の言として伝えたところによれば、当初のプロモーター、Cogentrix Incがプロジェクトからの撤退を決めた後、Mangalore Power Company(MPC)の全権益を手に入れた中華発電公司は、目下政府に新パートナーのプロジェクト参加を申請している。MPCの3億2936万米ドルの自己資本(プロジェクト・コストの26.28%)は全額外資で占められている。
GEは恐らく10%のシェアを占める見通しで、向こう3~4ヶ月間には地元のTataグループも30%の出資を引き受けるものと見られる。GEはCogentrixがプロモーターを務めている当時からEPC(engineering procurement and construction)請負業者の身分でプロジェクトに出資するものと予想されていたが、EPC契約がTarmac Black & Veatchに発注された後、GEはプロジェクトに対する関心を示さなくなっていた。
カルナタカ州政府は先週中央政府にカウンター・ギャランティーの提供を要請しており、向こう2、3ヶ月中には政府保証が得られる見通しだ。プロモーターは政府のカウンター・ギャランティーが得られた後、9ヶ月で金融アレンジを完成させるものと見られる。
プロジェクトは当初Cogentrixと中華発電公司の60:40の合弁事業としてスタートしたが、その後50:50の対等出資になり、結局中華発電公司が全権益を買い取った。借入/自己資本比率76:24のプロジェクトは既に米国輸出入銀行から3億5100万米ドル、英国のECGD(The Export Credits Guarantee Department)から2億8100万米ドル、他の商業銀行から7000万米ドル前後の融資約束を得ている。インド国内における借入は904クロー(US$2億)で、これを除けば、海外借入総額は7億200万米ドルと見込まれる。
プロジェクトはインド政府の優先事業の指定を受けたものの、環境訴訟に阻まれプロジェクトの進捗に遅れが出ていた。
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