2000-07-20 ArtNo.23166
◆BAL、自動変速スクーター/バイクにUS$5600万投資
【チェンナイ】地場二輪車製造元Bajaj Auto Ltdは成長領域と見なされる自動変速装置付きスクーター及びモーターサイクルに250クロー(US$5588万)、マーケッティングに170クロー(US$3800万)を投資、国内におけるポジションを補強する一方、川崎と合弁で海外市場向け川崎バイクを製造、機が熟したならイタリアに製造拠点を設け欧州市場を開拓、また向こう2年内にモーペッドも発売する計画だ。
ザ・ヒンドゥー、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、インディアン・エクスプレス、デカン・ヘラルド、エコノミック・タイムズが19日報じたところによると、Rajiv Bajaj社長は18日記者会見し、以上の消息を語った。それによるとマハラシュトラ州Aurangabad近郊Waluj工場の250クロー拡張計画は向こう18ヶ月間に完成、これにより自動変速スクーターの月間製造能力は2万5000台(年間30万台)、モーターサイクルの月間製造能力は6万台(同上70万台)に拡大する。
同社はこれ以前にマハラシュトラ州プーナ近郊Chakanの自動変速スクーター製造施設に200クロー、Walujにおける川崎バイク製造ラインの増設に100クローを投資しており、川崎はWaluj工場を250CC以下のモデルの海外製造拠点にする方針だ。この種のモデルの生産は両社の合弁会社Kawasaki Bajajにより手掛けられる。
BALはまたブランド・プロモーションのため今年内に120クローを投資、新ブランドを含む14モデルを紹介する。同プロモーションは来年7月まで続けられる。
BALはまたイタリヤに製造拠点を設け、欧州市場を開拓する可能性も検討しているが、同計画は国内市場の4分の3のシェアを確保した後になる。
この他2003年までに全ての二輪車モデルを4ストローク・エンジンに転換すると言う。
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