2000-07-20 ArtNo.23165
◆MUL、Zenディーゼル車の値下げ検討、近くAlto発売
【ニューデリー】インド最大の自動車メーカー、Maruti Udyog Ltd (MUL)は、売上拡大策の一環として同社唯一のディーゼル・エンジン搭載車Zen-Dの値下げを検討している。
インディアン・エクスプレスが19日報じたところによれば、値下げ幅は未定だが、同社筋は1万5000ルピー前後と見ている。プジョーの1500CCTUD5エンジンを搭載したZen-Dは1998年8月に売り出されたが、45万ルピーの高値が嫌われたか売れ行きは芳しくなかった。その後価格は36万3000ルピーに下方修正され、現在は38万7000ルピーで売られている。MULは先月Maruti-800、Omni、Wagon-Rの4-10%の値下げを発表したばかり。
一方、ヒンドゥー・ビジネス・ラインによると、MULは1000CC、16バルブ、アルミニウム・エンジン搭載のNew Altoを10日以内に発売する。同社は当初800CCと1000CCモデルを同時に発売する予定だったが、800CCモデルは見送り、1000CCモデルのみに絞る見通しだ。
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