2000-07-19 ArtNo.23159
◆7月1日までの1週間のインフレ率久々に6%割り込む
【ニューデリー】国内の大部分の地域が順調な雨期を迎えたことから農産品価格が持続的な下降を見、この結果今年7月1日までの1週間の卸売物価指数(WPI)を基準にしたインフレ率(暫定)は5.92%と、過去9週間以来初めて6%を割り込んだ。
エコノミック・タイムズ、インディアン・エクスプレス、デカン・ヘラルドが17日報じたところによれば、同インフレ率は前週の6.20%を0.28%ポイント下回ったものの、昨年同期の1.91%を大きく上回っている。7月1日までの1週間のWPI(1993-94=100)は152.2と前週の152.4に比べ0.1%下降した。
なお5月6日までの1週間の確定インフレ率は6.24%と、これ以前に発表された暫定数字6.31%を下回った。
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