2000-07-19 ArtNo.23153
◆昨年のデスクトップPC販売140万台、37%アップ
【ムンバイ】インドのデスクトップ・パーソナル・コンピューター(PC)出荷台数は昨年(99/04-00/03)ほぼ140万台を記録、前年比37%の成長を見た。
デカン・ヘラルドが15日、情報技術製造業者協会(MAIT)の統計を引用して報じたところによれば、ユニット数で見た増加分は40万台と、前年の20万台から2倍に拡大している。2000-01年度のPC出荷台数は35%増の190万台に達する見通しだ。
MAITが市場調査会社IMRB (Indian Market Research Bureau)を通じて行った半期調査によれば、昨年の総出荷台数に占めるノンブランドPC(地元小ブランドを含む)の比率は前年の53%から58%に拡大した。半期ごとの出荷台数に占めるノンブランド比率は3期連続58%のレベルを保っている。ユニット数では1997-98年度の37万台から1999-2000年度の80万台以上に増加した。これに対して多国籍ブランドのシェアも22%から23%に僅かにアップしたが、地元ブランドのシェアは25%から19%に後退した。
昨年はまたビジネス用PCの出荷台数が32%、ホームPCが57%成長した。プロセッサー・ベースではPentium II/IIIマシーンが全体の64%を占め、celeronマシーンのシェアが前年の8%から20%にアップした。ネットワーク製品の出荷量はNIC (network interface cards)が74万ユニット、ハブが12万7000ユニット、モデムが49万5000ユニットを記録、プリンターの出荷台数も24%の成長を見た。
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