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1995-07-10 ArtNo.2313
◆＜馬＞チェイス・プルダナ、サバ政府とシッタット権益買収交渉
【クアラルンプル】チェイス・プルダナBhdは目下サバ州政府とシッタット(Sitt Tatt)Bhdの権益買収に関する最終段階の交渉を進めている。
モハン・スワミ重役(MD)が7日に催されたチューピャオBhdからチェイス・プルダナBhdへの社名変更記念式典の席上明らかにしたところによれば、サバ州政府は現在シッタットの30.2％の権益を有するが、交渉が妥結すれば、同社がシッタットの最大権益を握り、サバ州政府は第2の株主となる。買収は現金で行われ、関係契約は2週間以内に結ばれる見通しだ。チェイス・プルダナはサバ州政府系企業2社の強味を統合して新たなビジネス領域を開拓するとともに、既存の中核ビジネスを補強する計画だ。一方、サバ州政府はチェイス・プルダナの国際ネットワークを通じてサバ州の境界を超えビジネス機会を開拓できる。
チェイス・プルダナは目下積極的に新ビジネスの機会を開拓しており、Ｃｈｅｓｈａｍ Ｃｏｕｒｔの買収(M$1300万)、パプア・ニュー・ギニアの木材権益、インド産オートバイの組立等に関する交渉を進めている。最近ポートフォリオ・マネージメント／アセット・マネージメント／証券取引を手掛けるディーラー・ライセンスを獲得した金融子会社のＬＨキャピタルSdn Bhdは、イポー、コタバルに加えジョホール・バルに支店の開設を計画している。こうした努力により同社の純益に占める建設業の比率は現在の50％から30％に縮小する見通しだ。(BT:7/8)
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