SEAnews 2000-07-17 ArtNo.23125

【ニューデリー】インド・ページング市場のラスト・オブ・モヒカン(IE紙)ＭＮＣ、モトローラーも終に同市場からの撤退を決め、最大の地場民間通信機器メーカーで、ターン・キー・ソルーション・プロバイダーのHimachal Futuristic Communications Ltd (HFCL)がゼロ・キャッシュ・ディールで、前者のページング・ベンチャー“Page Point”を買収した。
インディアン・エクスプレス、エコノミック・タイムズ、ザ・ヒンドゥーが14日伝えたところによれば、今回の取引でＨＦＣＬは一銭の現金も支払う必要がない代わりに、4都市の9万人以上のサブスクライバーを含む資産とともに債務も引き受けた。これによりＨＦＣＬは10都市の11万人以上の契約者を有するインド最大のページング・サービス会社としての地歩を築いた。
これ以前にインド・ページング市場から撤退を決めた多国籍企業(MNC)には、Korea Telecom (韓国)、Sole Mobile Telecom (韓国)、Samsung (韓国)、SK Telecom (韓国)、Shinawatra International (ﾀｲ)、Matrix Telecom (豪)、Telesystem SDNBHD (ﾏﾚｰｼｱ)、Easy Call Communications (ﾌｨﾘﾋﾟﾝ)、ABC Communications (香港)、NTT International Corporation (日本)、Tochu Corporation (日本)、Star Paging (香港)が含まれる。