2000-07-17 ArtNo.23124
◆電気通信委員会、長距離電話市場開放問題の判定延期
【ニューデリー】電気通信委員会(TC:Telecom Commission)は13日の会議で国内長距離(NLD)通信市場の開放に関する決定を見送った。
インディアン・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが14日伝えたところによると、TCのShyamal Ghosh議長は、「セル式電話領域における過去の経験からも綿密な調査が必要」と決定見送りの理由を説明している。それによると、営業者の選考手続きや、入札を行うか、固定エントリー・フィーを徴収するか、あるいは売上分与方式を採用するかと言った問題は、民間部門から別のパッケージが求められるようなことがないよう、慎重に検討する必要がある。TCは8月の第1週に再度会合し、各方面の提案に最終判断を下す。
目標は、テレコム・サービス/許容度/農村電話サービス/サービスの質等の内容を包含した1999年新電気通信政策の実行であり、NLDは同政策の一環として討議されねばならない。「電気通信サービス局(DTS)以外に4社のNLD市場参入を認め、公開競争入札を行うるべきだ」とする電気通信監督局(TRAI)の提案にも検討を加える。問題の複雑性から最終決定は閣僚会議の承認を得る必要が有ると言う。
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