SEAnews 2000-07-14 ArtNo.23105

【プーナ】BSH Home Appliances Pvt Ltd(BHA)は、シーメンス商標の洗濯機、冷蔵庫、皿洗い機の投入により、来年の営業額が100クロー(US$2235万)を突破するものと見ている。
インディアン・エクスプレスが12日、ＢＨＡのVipul B Raval重役(MD)言として伝えたところによれば、今年の売上は30クロー前後と見積もられ、今年末には採算ラインが実現される。現在同社はインド南部と西部にプレゼンスを有するに過ぎないが、2001年半ばにはそのネットワークが全国に展開されるため、売上もこれに伴って拡大するはずだ。Bosch Siemens Home Appliances (BSHA)Groupの完全出資子会社のＢＨＡは目下シーメンス、ボッシュ、Laumbの製品を輸入しており、製造拠点の設置は大量販売の目処が立った時点で検討するが、今年12月当たりがその時機になりそうだ。
シーメンスはこのほど2020フロンント・ローディング方式の洗濯機と335リッター・フロスト・フリー冷蔵庫を発売、2万ルピー(US$447)以下ミッド・エンド市場への進出を果たした。同社は今年末までに全自動洗濯機市場の5％、フロント・ローディング洗濯機市場の15％のシェア獲得を目指すと言う。