2000-07-13 ArtNo.23087
◆上海電気、インド市場開拓目指しBSES/L&Tと提携協議
【ムンバイ】世界第4位の電力施設メーカーShanghai Electric Corporation(上海電気総公司)は、Bombay Suburban Electricity Supply Ltd (BSES)及びLarsen & Toubro(L&T)と、発電事業、機械設備の供給、EPC(engineering, procurement and construction)契約等、インド市場におけるビジネス機会の開拓に関して商談を進めているようだ。
エコノミック・タイムズが11日消息筋の言として報じたところによると、年商480億米ドルの上海電気総公司はインドを橋頭堡に西アジアやスリランカ、バングラデッシュ進出の可能性も検討しており、インド国内や域内市場の開拓でBSESやL&Tと手を組むことを希望している。
Jin Cun Xiang重役(vice-president)に率いられる上海電気の代表団が来月インドを訪れ、電力省や州電力局の幹部、及び電力設備バイヤーと商談をもつ。
上海電気公司はタミールナド州のMadras Aluminium Industriesのために50MW(メガワット)のキャプティブ発電施設を設けた実績があり、後者は発電能力をさらに50MW拡大することを計画していると言われる。
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