2000-07-12 ArtNo.23081
◆国営重電気会社Bhel、東欧/アフリカ市場開拓に注力
【ニューデリー】Bharat Heavy Electricals Ltd (Bhel)は国際電気・電子会社のためのグローバル・ベンダーを目指すとともに、東欧、アフリカ市場に進出、新市場の開拓を図る計画だ。
インディアン・エクスプレス、デカン・ヘラルドが10日伝えたところによれば、BhelのKG Ramachandran重役(CEO)は9日以上の計画を明らかにするとともに向こう5年間に輸出売上を営業額の15%に引き上げると語った。それによると目下Fosterwheeler等の欧米多国籍企業とアジアにおけるプロジェクトの下請け交渉を進めており、既に某多国籍企業とグローバル・ベンダー契約を結んでいる。
また近くアフリカにオフィスを設ける計画で、中東市場の他、アゼルバイジャン、ポーランド、ルーマニアや他の東欧諸国市場の開拓の機会も探っている。
BhelはSiemens、General Electric、Fosterwheelerとの提携の下にその製品を東欧市場に輸出できるが、これらの欧州企業との契約の下、西欧市場にその製品を輸出することは禁じられている。
2000年3月期の輸出受注は181%増の703クロー(US$1.57億)をマークした。最大の契約はイラクに対するガス・タービンの供給で、この他、日本/クウェート向けバルブ、アラブ首長国連邦/サウジアラビア/ネパール向け絶縁材、ギリシャ/オマーン/ヨルダン向け変圧器、リビヤ/オマーン/キプロス/マレーシア向けスペア・パーツ/サービスが含まれると言う。
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