2000-07-11 ArtNo.23063
◆イスパット、AlstomにBhadravati発電事業への追加出資要請
【ムンバイ】マハラシュトラ州Bhadravatiにおける総コスト14億米ドル、1082MW(メガワット)の石炭発電プロジェクトのプロモーターを務めるIspat group(50%出資)は、同プロジェクトに15.2%出資、発電所の経営/保守を引き受けるはずだったElectric de France (EDF)が撤退を宣言したことから、31.8%の出資を約束したEPC(エンジニアリング/資材調達/建設)契約請負業者Alstom Powerに、さらに15~20%の追加出資を要請した。
インディアン・エクスプレスが8日報じたところによれば、銀行/金融機関が同プロジェクトに別に2%出資することを認めている。Mittal一族に率いられるイスパット・グループのAshok Khinvasara取締役は、Alsthom Powerが出資を拡大する可能性について楽観的見通しを示したが、同社がそれ自身の持分を拡大する可能性を否定した。
Bhadravatiプロジェクトを担当するイスパット・グループ企業Central India Power Company (Cipco)の取締役も兼ねるKhinvasara氏によると、3~4週間以内にマハラシュトラ州電力局(MSEB)とのエスクロー口座に関する合意が得られ、向こう9ヶ月間には金融アレンジも完成する見通しと言う。
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