SEAnews 2000-07-10 ArtNo.23052

【ムンバイ】韓国企業ＬＧの現地子会社LG Electronics India(LGEI)は9年内に2億8900万米ドルを投資、インドにおける製造業務を拡張、2005年までに各種ホワイト／ブラウン・グッズの他、電子部品の製造も手掛ける。
ザ・ヒンドゥー、エコノミック・タイムズ、インディアン・エクスプレスが6日報じたところによれば、第1期事業として1998－2001年の間に1億米ドルを投じ、ウッタルプラデシュ州Greater Noidaにおける製造施設を拡張する。現在同工場では年間カラーＴＶ70万台、冷蔵庫40万台、洗濯機20万台、エアコン10万台、電子レンジ50万台の製造が可能だ。工場は1998年4月に稼働、2001年までに冷蔵庫の製造も開始する。最近同社は急成長するパーソナル・コンピューター(PC)モニターの製造ビジネスに乗り出した。
2001－2005年の第2期事業ではさらに1億米ドルが追加投資され、既存完成品製造施設が拡張される他、コンプレッサー、フライ・バック・トランスフォーマー、モーター、デフレクション・ヨーク等の製造施設が増設される。
ＬＧＥＩの今年上半期の営業額は935クローと、昨年同期の503クローから顕著に拡大、同社は売上に占める純益の比率も昨年同期の4％から4.5％にアップしたものと予想している。ＬＧＥＩはまた今年通年の予想売上を当初の1500クローから1750クローに上方修正している。同社は2001年には25％の株式をインドの一般投資家に分与する計画だ。
ＬＧＥＩは先週水曜、電気掃除機、冷蔵庫、新世代ファッション・テレビジョン、半自動洗濯機、電子レンジ、フラトロンＴＶ、オーディオＣＤレコーダー等の一連の新製品を発表した。