1995-07-10 ArtNo.2305
◆<星>電子部品のCAM、PNGゲーム・ビジネスに進出
【シンガポール】シンガポール証取(SES)上場の電子部品会社CAMメカトロニクスはパプア・ニュー・ギニア(PNG)の新設ゲーム会社ゴロバダナNo7(G7)の51%の権益を1020万米ドルで買収、ゲーム・ビジネスに進出する。
CAMの完全子会社CAMプロダクツはマレーシアの上場企業キラン・パパン・スリブ・ダヤのジェームズ・フォン重役(MD)に率いられるスリブ・ダヤ(PNG)からG7の権益を買収することに条件付きで同意、契約調印に際して200万米ドル、その後7月10日に200万米ドル、11月15日に220万米ドル、来年6月30日に200万米ドル、97年6月30日に200万米ドルを支払う。スリブ・ダヤはG7の29%の権益を維持し、残りの20%はPNGのバンタブ・ブラウン氏が保持している。G7はPNG5省における1~5年の各種ゲーム興行権を有する。CAMは今年末までにG7の営業を軌道に乗せるため、来月より先ず全国的なディストリビューション・ネットワークの構築とゲーム・ビジネスのインフラ整備に着手する。これに伴いスリブ・ダヤは運転資金としてG7に200万米ドルを注入、CAMは別に300万米ドルを前貸しする。仮に契約調印以前にゲーム・ビジネスのライセンスに何らかの障害が生じた場合、CAMは取引を見合わせる権利を有する。また契約調印後に同様な障害が生じた場合、スリ・ブダヤはCAMに最大400万米ドルの補償を行う。(BT:7/8)
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