2000-07-10 ArtNo.23044
◆センチュリー・テクスタイル、セメント部門売却決定
【ムンバイ】BK Birlaグループ傘下のCentury Textiles and Industries Ltd(CTIL)はマハラシュトラ州Manikgarhのセメント製造施設を、発電所を含む付属施設とともに売却する方針を決めた。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが6日、CTILの年次報告を引用し報じたところによれば、同社は8月9日の年次総会の席上、Manikgarhユニットの売却に対する株主の認可を求める。同社は必要なら他のセメント・ユニットも売却する計画で、この点に関しても株主の承認を求める。
Manikgarhユニットの1999-2000年度の生産実績は123万5000トンで、生産性の全般的向上から生産コストは前年に比べ下降した。需要不振からセメント部門の業績は不調で、グループ全体の流動性逼迫の主因になっている。セメント部門の売却により、グループは過去5年間の様々なプロジェクトに伴う借入を返済できる。CTILはICICI Securities & Finance Company Ltdを、セメント及び発電部門売却のアドバイザーに指名した。
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