2000-07-07 ArtNo.23039
◆キネティック、第1四半期のスクーター販売30%アップ
【プーナ】Kinetic Motor Co Ltd(KMCL)の今年第1四半期(4-6月)のスクーター販売は国内スクーター産業が10%のマイナス成長を記録したにも関わらず、3万1016台と、昨年同期の2万3936台に比べ30%の成長を見た。
インディアン・エクスプレスが5日伝えたところによれば、昨年第4四半期(2000年1-3月)にも業界全体が10%のマイナス成長を遂げる中、KMCLのスクター販売は33%の成長を達成、昨年通年では12万1230台を販売、前年の9万8788台に比べ23%の成長を実現した。
KMCLのSulajja Firodia Motwani重役(ED)によると、スクーター市場の潮流はオートギア及びオートスタートにシフト、スクーターのバイヤーのライフ・スタイルや好みにも変化が生じている。これまでのバイヤーは単身男性が主流だったが、今やスクーターは家族全体のマルチ・ユーザー製品に変身している。したがって女性やより若年層にも容易に利用できる簡便さ求められている。これまでスクーターの主要なユーザーだった男性はモーターサイクルにシフトしており、各種金融ファシリティーがモーターサイクル市場の成長を加速している。
KMCLもChallengerブランドを通じてモーターサイクル市場への進出を図っており、マハラシュトラ州プーナ近郊Koregaon Bhimaに設けた新工場で生産された100CCバイクは今月末に先ずマハラシュトラ州で発売される。引き続き125CCのGFシリーズの発売も予定しており、今年度中に5万台の販売を目指すと言う。
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