SEAnews 2000-07-07 ArtNo.23037

【ニューデリー】General Motors Corporation (GM)は1.8リッター・ダイレクト・インジェクション・ガソリン・エンジン搭載の豪華サルーン、Opel Vectraを新方式により既にインド市場に投入している。
デカン・ヘラルドが5日、ＧＭの完全出資現地子会社General Motors India Limited(GMIL)のP Balendran副社長(法人業務担当)の言として伝えたところによると、オペル・ベクトラは完成車(CBU)として輸入され、3バージョンのムンバイにおける価格は133万－159万5000ルピー(US$2万9730-3万5654)。
2週間前に最初の1台の引渡を完了、別に2台の手持ち注文が有り、この他に2台の商談が進められている。2000年(ｶﾚﾝﾀﾞｰ･ｲﾔｰ)中に100台前後の販売を目指している。
ＧＭＩＬは傘下のディーラーを通じて大使館、輸入業者、輸出業者、車両輸入ライセンスを有する大手企業等に接触、これらの潜在顧客が米国本社から直接オペル・ベクトラを輸入するのを支援している。いわゆる「ダイレクト・コンタクト・プログラム」を通じて輸入された車両にはＧＭＩＬディーラーがアフター・サービス、スペア・パーツの供給等、バックアップ・サービスを提供する。既に複数のディーラーが同プログラムに参加、グジャラート州のSuratやアーマダバード、ケララ州等で、オペル・ベクトラのプロモーション活動を進めている。ＧＭＩＬはOpel Zafiraの完成車を輸入する可能性も検討しているが、同調査に特にタイム・フレームはないと言う。