2000-07-07 ArtNo.23030
◆シンガポール・テクノロジー、モディコープの20%権益に関心
【ニューデリー】B K Modi一族は、ニュー・エコノミー銘柄(ドットコム/IT等)の持株会社ModiCorpの一部権益売却問題をシンガポール政府系企業Singapore Technologies Telemediaと交渉中で、モディ一族は約20%の権益の代償として100クロー(US$2235万)前後を手にするものと見られている。
エコノミック・タイムズが5日報じたところによれば、今月中にも合意の詳細が発表される可能性がある。モディ一族は調達した資金をSpice Telecomの事業資金やカルカッタにおけるセル式電話ライセンス権益をTelstraから買収する費用に当てるものと見られる。
BKモディ・グループは昨年グループ全体の持株会社だったモディコープを傘下テレコム事業や情報技術(IT)ビジネスの持株会社に再編、Modi RubberやModi International Paper等の企業はModi Holdingの傘下に収めた。これによりモディ・グループはITブームに乗じてモディコープの一部権益を処分し、新資金を調達することが可能になった。
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