2000-07-06 ArtNo.23011
◆Essar、第1四半期のHRC生産31.1%アップ
【ムンバイ】Essar Steel Ltd (ESL)の今年第1四半期(4-6月)の熱間圧延コイル(HRC)生産量は前年同期の36万281トンから47万2600トンに31.1%、溶鋼の生産量は36万4900トンから47万3600トンに29.7%、それぞれ拡大した。
インディアン・エクスプレスが4日伝えたところによれば、第1四半期の出荷量は前年同期の32万9800トンから41万4800トンに26%、輸出量は12万800トンから20万4300トンに69%、国内販売は20万9000トンから21万500トンに0.7%、それぞれ拡大した。
一方、鉄鋼製品の製造に消費されたトン当たり電力は昨年同期の693kwhから599kwhに94kwh縮小した。
海綿鉄の生産量も昨年同期の38万7900トンから47万500トンに21.3%アップしたが、過去最高記録には1000トンほど及ばなかった。
ESLは今会計年度に220万トンのスチールを生産、内110万トンを輸出、残りの110万トンを国内販売する計画だ。
消息筋によるとESLは目下日量290万立米のガス供給を受けているが、年産240万トンなら316万立米のガスが必要になる。ガスは海綿鉄の製造及び発電に用いられている。
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