【ニューデリー】ハイデラバード拠点の地元大手製薬会社Biological Eは、国際薬品会社Amersham Pharmacia及び国内の指導的生物工学研究所Centre for Cellular and Molecular Biology (CCMB)とコンソーシアムを組織、アンドラプラデシュ州ハイデラバードに国内初のDNA(デオキシリボ核酸)チップ技術研究施設を設ける。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが1日報じたところによれば、DNAチップ、もしくはマイクロ・アレイ・テクノロジーは遺伝病の正確で信頼度の高い診断を可能にする高速DNA分析技術で、Biological Eは関係プロジェクトに1クロー、CCMBの親会社Council of Scientific and Industrial Research (CSIR)が1.1クローを投資する。一方、Amersham Pharmaciaは670万ルピーを投資する他、必要な設備と技術を提供する。CCMBのLalji Singh理事によれば、取り分けヒトゲノム計画(Human Genome Project)科学者とCelera Incによる人間の遺伝学的構造に関する初のブループリントを出版すると言う記念碑的事業が国際舞台で発表される中で、この種の研究施設が開設されることになったのは、インドにとって特筆に値する。Biological Eにとって、今回の投資はこの種の研究施設への投資としては過去最高のものだが、CCMBは同社のためにコンサルタント・サービスや、訓練サービスを提供する。またCCMBは同プロジェクトを通じてDNAチップ・テクノロジー応用機関の国際クラブにアクセスすることができると言う。