2000-07-04 ArtNo.22984
◆セレブラ、バンガロールにマザーボード製造施設建設
【バンガロール】コンピューター・ハードウェアの製造や情報技術(IT)ソルーションの提供を手掛ける地元企業、Cerebra Integrated Technologies Ltd(CITL)は、目下バンガロールにマザーボードの製造施設を建設している。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが1日報じたところによれば、セレブラ・インテグラのV. Krishnan財務担当取締役は同紙に以上の消息を語った。それによると、投資額3クロー(US$67万)の新工場は遅くとも9月までに稼働、月間1万ユニットのマザーボードとともに、ハイエンドな専用カードも製造する。製造したマザーボードは輸入代替品として相手先製造業者(OEM)に納入する計画で、目下この方面の契約交渉が進められている。
セレブラは最近の株式公募(IPO)で調達した資金で同コストを賄い、新たな資金調達は計画していない。ちなみに同社の公募目論見書にはマザーボード製造計画は含まれていなかった。同社は既存工場も拡張、8月半ばの発売を目処にノートブック・パーソナル・コンピューターや無停電電源装置(UPS)の製造を開始する。
セレブラはマーケッティング・ネットワークも強化、9月までに全国のディーラー網を400店以上に拡大する。
ソフトウェア部門主任(CEO)を務めるSriram Mahalingam氏によると、セレブラはまたワイヤレス・アプリケーション・プロトコル(WAP)や埋め込み型ソフトウェア方面の研究開発(R&D)に力を入れ、中期/長期的にはインターネット・プロトコル(IP)の開発も手掛ける計画だ。バンガロール証取に6月14日に上場された公募価格は1株60ルピーだったが、目下同社株は50ルピーで取り引きされている。
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