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2000-07-03 ArtNo.22971
◆コンピューターがハードウェア市場の成長を牽引
【ニューデリー】1999-2000年度にはデスクトップやサーバー等、コンピューティング製品がインドのハードウェア市場を支配、成長をリードした。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが先週金曜(6/30)、市場調査会社International Data Corporation (India)の報告を引用して伝えたところによると、コンピューティング製品は部品不足、新販売税スキームを巡る混乱、決してフレンドリーとは言えない政府予算等、様々な阻害要因が有ったにも関わらず、インド・ハードウェア市場の額で69%のシェアを占め、42%の成長を遂げた。こうしたコンピューティング製品のパフォーマンスは、周辺機器やデータ通信機器のそれを遙かに凌駕している。ちなみに周辺機器の成長率は30%、データ通信機器のそれは35%だった。
インターネット・アクセス料金の下降、教育的関心の高まり等に支えられ、家庭用デスクトップの販売はユニット数で88%の成長を見た。ヒューレット・パッカードやコンパック等の多国籍企業は多様な機能を備えたモデルを同セグメントに紹介した。
商業用デスクトップ領域では、ブランド・メーカーらがデコレーション無しのストリップ・モデルを4万ルピー(US$894)以下で売り出し、中小タウンにまで積極的にチャンネル網の拡大を図った。このことも有ってユニット・ベースで23.5%の成長が見られた。部品不足は地元ノーブランド組み立て業者を直撃、ノーブランドPC(パソコン)のシェアが縮小した。
ノートブックPCの販売も、法人がデスクトップの補完製品として積極的に導入したことと、8万ルピー(US$1788)以下の製品の登場に助けられ、32%の伸びを見た。
インテル標準のサーバー(SIAS)の販売は2万4542ユニットと、41%の伸びを見た。こうした成長は主にインターネット・サービス・プロバイダー(ISP)やウェブ・ホスティング領域の新たなアプリケーション、あるいはカスターマー・リレーションシップ・マネージメント(CRM)やエンタープライズ・リソース・マネージメント(ERP)等のアプリケーションの普及に伴うものと見られる。
サーバー市場ではドットコム方面の需要増とベンダー・サイドにおけるチャンネル組織の再編に牽引され、エントリー・レベルのRISC/CISCサーバーのユニット売上が42%アップ、SIASとほぼ同じ市場のシェアを競った。全てのベンダーがチャンネルの構築、訓練、動機付け等を通じ中小企業やドットコム企業へのアクセスを図ったことやローエンド・モデルの値下がりが、同カテゴリー・サーバーの成長につながった。
米国政府の経済制裁措置緩和で昨年第3、第4四半期にはミッド・レーンジ・サーバー(US$10万-100万)の売れ行きも復調、同部門のサーバーの販売は価格ベースで前年比3%の成長を見た。
昨年は100万米ドル以上のサーバーも5ユニット販売され、インド・サーバー市場の成熟を裏付けた。
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