2000-07-03 ArtNo.22967
◆バジャジ、スクーターの売れ行き不振で週5日制導入
【プーナ】地元の二輪/三輪車メジャー、Bajaj Auto Ltd(BAL)は先週木曜(6/29)スクーター及び三輪車部門の就業日数を週6日から5日に短縮すると発表した。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、インディアン・エクスプレスが先週金曜(6/30)報じたところによれば、BALはその新聞発表の中で「操短は市況が低迷するモンスーン期間の暫定措置」とする一方、「全国一律の最低販売税率の導入はBALが地盤とする北部地区の売れ行きに影響を及ぼした」と述べている。
Madhur Bajaj重役(ED)によると、今回の措置はマハラシュトラ州AurangabadのWaluj工場におけるモーターサイクルの製造業務には、当面影響を及ぼさないが、将来同工場に同様の措置が採用される可能性を否定することはできない。モーターサイクル市場は依然として活況を呈しているが、経営陣は状況が悪化すれば、アウランガバード工場でも解雇を行う可能性が有ることを労組に通知、関係問題を協議している。
人員整理はモーターサイクルのM-80モデル、スクーター、フロント・エンジン三輪車の生産削減を意味し、マハラシュトラ・スクーターに対するCKDキットの出荷も削減される。しかし研究開発(R&D)業務や他の部門は通常通りの勤務態勢が維持され、将来の新モデル発売計画も影響を受けないと言う。
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