2000-06-30 ArtNo.22953
◆JTCインターナショナル、チェンナイに完全出資子会社設立
【チェンナイ】カルナタカ州バンガロール市近郊WhitefieldにおけるInternational Tech Park Ltd(ITPL)の成功に励まされ、インドにおけるプレゼンスの強化を図るシンガポールの政府系工業不動産開発管理会社Jurong Town Corporation(JTC)は、最近外国投資促進局(FIPB)の認可を得、タミールナド州チェンナイに国際事業部門子会社JTC International(JTCI)の完全出資現地法人を設立する。
インディアン・エクスプレスが28日、JTCIチェンナイ・オフィスのM S Jagan主任の言として報じたところによれば、JTCに率いられるシンガポール・コンソーシアムとタタ・グループが各47%出資するITPLが僅か2年間に120万平方フィートのスペースをトップ・ソフトウェア/情報技術(IT)会社85社に売却できたことから、JTCはアンドラプラデシュ、タミールナド、ハリヤナ、カルナタカ、マハラシュトラ等にもプレゼンスを築き、これら諸州のインフラストラクチャー・プロジェクトに積極的に投資する計画だ。JTCIは特にチェンナイ、バンガロール、ハイデラバード、プーナ等のITセントリック・シティーに注目している。バンガロール・オフィスはJTCのデザイン&コンサルタンシー・センターを務めている。
チェンナイにおけるMahindra Industrial Parkのマスター・プランを既に立案し、バンガロールを縦断するITコリドー(20キロ)のマスター・プラニング/インフラストラクチャー・プラニング/デザインに関するコンサルタント・サービスもほぼ完了したJTCは、目下O&Mが計画するTidel Parkプロジェクトの契約獲得を目指している。この他ITPLの一層の拡張も計画していると言う。
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