2000-06-30 ArtNo.22951
◆アンドラプラデシュ州、ハイデラバード近郊に金融センター開発
【ハイデラバード】アンドラプラデシュ州政府は、米国拠点のCatalytic Software Ltd(CSL)により提案されたRangareddy地区Kanchaimetにおける総コスト440クロー(US$9835万)のインフォメーション・テクノロジー・タウンシップ(ITT)開発計画を認可したのに続き、ハイデラバード近郊にファイナンシャル・ディストリクトを設ける計画だ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが28日伝えたところによれば、アンドラプラデシュ州政府のY. Ramakrishnudu財務部長は27日記者会見し、以上の消息を明かにするとともに、同プロジェクトはハイデラバードをアセット・マネージメント、ベンチャー・キャピタル、保険業、銀行業等の金融関連事業にも魅力的な投資地にすることを目指したもので、税制優遇措置が準備されると語った。
州政府はRangareddy地区に75エーカーの土地を確保するとともに、Chandrababu Naidu首席大臣を長とする3人の専門委員会を設置、中央政府に保険業監督開発局(IRDA:Insurance Regulatory and Development Authority)や全国商品取引局(National Commodities Board)を同地に設けるよう要請する。アンドラプラデシュ工業インフラ公社(APIIC:Andhra Pradesh Industrial Infrastructure Corporation)がプロジェクトの推進機関を務める。APIICはインフォメーション・テクノロジー・タウンシップ事業のエージェンシーも務めると言う。
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