2000-06-29 ArtNo.22941
◆特別機関設けUS$268億メガ水力発電事業資金調達
【ヴィシャカパトナム】インド政府は特別機関(SPV:special purpose vehicle)を設け、アルナチャルプラデシュ州SubansiriとDihanにおける合計2万1000MW(メガワット)の発電事業に必要とされる12万クロー(US$268.24億)の資金を調達する計画だ。
インディアン・エクスプレスが27日伝えたところによれば、Jayawanti Mehta国務相(電力事業担当)は日曜以上の消息を語った。それによると中央政府の電力事業関連機関は全てSPVに参加することになる。電力省のSS Sharma氏によれば詳細プロジェクト・レポートは2001年3月までに完成する。
2012年までには3万MWの電力不足が見込まれ、両水力発電プロジェクトは同不足の一部を補填することになる。National Thermal Power Corporation(NTPC)、Power Finance Corporation、PowerGrid3社が15:10:30の出資率で最近設立したPower Trading Corporation (PTC)はこの他、ブータンやネパールからも水力発電エネルギーを購入することを検討している。
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