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2000-06-29 ArtNo.22936
◆香港／カナダ企業もインディアン・アイアン権益に関心
【カルカッタ】香港及びカナダ方面の企業もSteel Authority of India Ltd (SAIL)子会社Indian Iron & Steel Co (Iisco)の近代化合弁事業に関心を表明している。
インディアン・エクスプレスが27日ＳＡＩＬ筋の消息として報じたところによれば、これらの企業はＩＩＳＣＯの近代化プロジェクトに関して問い合わせを行った後、入札書類を持ち帰ており、これ以前に入札書類を取得したオーストラリア、ドイツ、中国、オランダ、スイス、ウクライナ、日本および地元企業の戦列に加わった。
ＳＡＩＬ幹部は入札書類を持ち帰った企業の社名を明かにすることは避けたが、この他にも極東方面から少なからぬ問い合わせが有り、最終的にその多くが入札書類を取り寄せるものと予想した。こうした極東企業の一部は香港のインド大使館からも入札書類を手に入れるものと見られる。
同筋によると、1980年代末には日本の鉄鋼会社コンソーシアムがＩＩＳＣＯを買い受け、輸出志向ユニットとして経営することを申し出た。当時民営化はタブー視されていたため、同提案は日の目を見ずに終わったが、日本や韓国の企業が再度その種の提案を行うことがないとは言えないと言う。
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