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2000-06-28 ArtNo.22927
◆多国籍電力会社、インド市場から撤収
【ニューデリー】電力政策の貧しさや州電力局の財政難で少なからぬ電力プロジェクトが座礁する中、国際電力事業会社が、インド市場から急速に撤収する動きを見せている。
エコノミック・タイムズが26日伝えたところによれば、国際電力事業会社は需要が急増しつつある北米市場等に続々転進している。往時はインドにおけるECP(エンジニアリング/資材調達/建設)契約獲得競争に鎬を削ったABBとシーメンスも、今では新規プロジェクト入札への参加を控えているばかりでなく、既存プロジェクトからの撤収も図っている。
インドが中期的な電力不足解消策として採用したナフサ・ベースの電力プロジェクトは、インド独特のもので、特別の設備を必要とするが、設備サプライヤーらはインド市場向け設備の改造や製造を望まなくなっている。カルナタカ州のBidadiプロジェクトの遅れは設備サプライヤーのABBが米国方面からの注文に追われ、インド市場の需要に応じるゆとりが無くなったのが原因とされる。
例えば向こう4年間のガスタービン需要は米国市場だけで4万MW(メガワット)にのぼり、中国も毎年1万4000~1万5000MWを必要としている。
米国では老朽化した原子力発電所をより効率的なガス発電に転換する需要が急増している。目下米国の電力市場における原子力発電のシェアは19.8%だが向こう数年間に7%に下降する見通しだ。こうしたことからインドがサプライヤーから見捨てられても不思議はないと言う。
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