2000-06-27 ArtNo.22912
◆外国投資局、デンソーのマネージメント・フィー徴収を不許可
【ニューデリー】外国投資促進局(FIPB)はデンソーが完全出資子会社Denso Haryanaからのマネージメント・フィーを徴収する申請を棄却した。
エコノミック・タイムズが24日報じたところによれば、同提案はデンソーとデンソー・ハリヤナの間で取り交わされたマネージメント・コンサルタンシー協定草案に基づくもので、マネージメント・コンサルタンシー・サービス、ジェネラル・ファクトリー・マネージメント・サービス、その他のサービスを通じて向こう3年間にデンソー・ハリヤナの生産性や製品の向上をはかると言うもの。デンソー・ハリヤナは親会社に対し、向こう3年間に合計250万米ドルを超えぬ範囲で、毎月マネージメント・フィー5万1000米ドルとその他の両社間で合意された経費を支払うはずだった。
重工業省は、この点について「親会社から完全出資子会社に対するマネージメント・サービスはフリーで提供されるべきである」としている。
デンソー・ハリヤナは目下燃料噴射装置の製造を手掛けているが、必要に応じて他の自動車部品やシステムの製造も予定している。
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