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2000-06-26 ArtNo.22890
◆５月の乗用車販売１０．５％アップ、ＭＵＬは２５％ダウン
【ニューデリー】インド自動車製造業者協会(SIAM)の最新報告によれば、5月の乗用車販売は昨年同月の4万7566台から5万2593台に10.5％アップしたが、競争過熱と新販売税スキームが祟り乗用車市場のリーダー、Maruti Udyog Ltd(MUL)の乗用車販売は昨年同月の3万3680台から2万7533台に25％ダウン、市場シェアも70.8％から過去最低の52.3％に後退した。
ザ・ヒンドゥー及びデカン・ヘラルドが24日伝えたところによれば、Hyundai Motor Indiaの5月の販売台数は4519台から7561台に67％アップ、ＭＵＬに次ぐ国内第2位の14.3％の市場シェアを占めた。やはり韓国企業のDaewoo Motorsの販売台数は昨年同月の2250台から6033台に168.13％ジャンプ、マーケット・シェアも4.7％から11.7％に急進、3位につけた。地元のTata Engineering and Locomotive Co.(Telco)は小型車Indicaの成功に支えられ、昨年同月の2430台から113.7％増の5193台を販売、同社の市場シェアも5.10％から9.87％に拡大した。Hindustan Motorsの同月の販売台数は2054台と、昨年同月の1819台を13％上回り、市場シェアは3.82％から3.9％に拡大した。Honda Siel Carsは726台から903台に24.38％、Ford Indiaは180台から1592台に、General Motorsは180台から560台に、それぞれ販売台数をのばしたが、Fiatは1614台から1101台に3.18％、Mercedes Benz Indiaは151台から63台に58％、それぞれ販売台数を減少させた。
5月の商用車販売は昨年同月の1万675台から1万1545台に8.15％アップ、内大型商用車販売は2.5％増の6162台、軽商用車販売は15.4％増の5383台を記録した。
多目的車部門ではマーケットリーダーのMahindra and Mahindraの販売台数が4995台と、昨年同月を3.8％下回った他、ＭＵＬの販売台数も442台から119台に73％下降した。しかしTelcoの販売台数は2282台から2485台にアップした。Toyota-Kirloskarは4月と5月に合わせて3099台を販売した。多目的車販売は全体として昨年同月の8683台から1万131台に16.7％アップした。
5月の二輪車販売はオートバイ販売の36.57％の伸びに支えられ、昨年同月比13.36％増の31万3000台を記録した。しかしスクーター販売は昨年同月比13.6％減の8万5454台にとどまった。
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