2000-06-23 ArtNo.22889
◆食品加工外国直接投資認可額の僅か25%弱が実際に流入
【ニューデリー】インド政府が経済開放政策を導入した1991年以来、食品加工に関わる9281クロー(US$20.74億)の外国直接投資(FDI)プロジェクトが認可されたが、これまでに実際に投資された額は25%にも達していない。
エコノミック・タイムズが21日報じたところによると、過去10年間には5875件、総額5万3736クロー(US$120億)の食品加工プロジェクトに関わる覚書が交換された。
しかし今年に入って以来4ヶ月のこの方面の外国直接投資承認額は196クローにとどまり、内3件は外国パートナーが既存合弁プロジェクトの持分を拡大したもの。食品加工産業局(DFPI:department of food processing industries)幹部は、この内どれほどが実際に投資されるかは、なお様子を見る必要があると語った。先進国では通常60%以上の食品が国内で加工されているが、インドでは僅か1.8%が国内加工されているに過ぎないと言う。
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