SEAnews 2000-06-23 ArtNo.22877

【ニューデリー】自動車／大型家電製品市況のブームからBhushan Steel & Strips Ltd(BSSL)の今年の営業額は1200クロー(US$2.68億)に達する見通しだ。
インディアン・エクスプレスが21日報じたところによれば、昨年度957クロー(US$2.139億)の営業額を達成したＢＳＳＬは、今年からFord India、Tata Engineering & Locomotive Company Ltd(TELCO)、Mahindra & Mahindraに冷間圧延スチールの納入を開始した。同社は既にMaruti Udyog、Hyundai、Daewoo Motors、Bajaj Auto、LML、Escorts Yamaha等にその製品を納入している。ホワイト・グッズ市場ではLG、Whirlpool、Videocon、Electrolux等が同社の主要顧客に名を連ねている。
ＢＳＳＬのNeeraj Singal重役(MD)によれば、住友グループの技術支援を得てウッタルプラデシュ州Sahibabadに650クロー(US$1.45億)を投じて設けた冷間圧延工場の年産能力は50万トン。同社は個々の顧客の特殊需要に応じるとともに、世界各国の先端技術の導入や研究開発(R&D)を通じてその能力を補強している。
1999－2000年度の輸出売上は62クローで、主要輸出先にはアフリカ、ベルギー、ケニヤ、スリランカ、バングラデッシュ、ネパール、中東が含まれる。